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vol.10 – caro 様

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caroというのは「家族」「親友」「大切な人」という意味なんですね。お客様とそんな関係でいられたらなっていう思いがコンセプトです。

 

caro

代表 大石 博之 さん

山口 隆士 さん

東京都大田区荻中1-6-17 ヒロサワビル1F

TEL: 03-3741-8588

営業時間:平日・土曜日 10:00~20:00、日曜日 9:00~19:00(火曜日定休)

https://www.hair-caro.com/

 

caro legami

東京都大田区本羽田1-5-9 晴美グリーンヴィレッジB棟S-101

TEL: 03-6423-7071

営業時間:10:00~17:00 (火曜日定休)

 

<大石さんへのインタビュー>

-お店のコンセプトや特徴を教えて下さい。

caroというのは「家族」「親友」「大切な人」という意味なんですね。お客様とそんな関係でいられたらなっていう思いがコンセプトです。特徴とかテーマに関しては、基本的には「弱酸性」「オーガニック」「体に安全性の高いものを使う」です。

 

-オープンして何年目ですか?

来年(2021年)で15年になりますね。15年は早いですね。

 

-最初思い描いていた「こうしたい」というのと、実際辿ったところとでは違いもあったかと思いますがいかがですか?

例えばなんですが、コンセプトってちょっとブレたりするじゃないですか。そういう意味では、さっき言ったコンセプトの「家族のようなお客様との関係でいたい」っていうのは15年間やっていてブレなかったですね。基本的には地域密着でやってお客様同士のつながりなどを大切にしています。お客様がお客様を呼ぶじゃないですけど。良いことをしていればそれだけ共感できる人たちが集まってくる。それは15年間やっていてブレてないから、今のお客様がいらっしゃっているのかなっていうところですね。

 

あとは、方向性や特徴やテーマって、最初から「弱酸性」「オーガニック」にこだわっていたということではなくて、お客様が求めているものがだんだん見えてきてやったという感じですね。特徴やテーマは15年間の中で変わってきて「安全性の高さ」に変わってきました。コンセプトに関しては15年間ブレてないです。

 

-そのコンセプトがブレないようにするには、大石代表一人だけではなくスタッフの人たちにも浸透させないといけないですよね。

そうですね。自分が一人でそれをやっているっていうことではなく。ただ自分のお客様に対しての想いっていうのはブレてない。そこはスタッフ云々というよりかは、自分がその中心となって「お客様を大切にします」、「接客を大切にします」という部分がブレてないところにスタッフが共感してついてきている。それに共感できない人はたぶんうちに来ないし離れていく、こんな「接客、接客」「お客様を大切にしろ」って言うところは合わないなって。今のところ(合わない人は)一人もいないですけど。

 

飲食店でもそうなんですけど、おいしいものを食べていても、気持ちが入らないお店にはもう二度と行きたくないなってなっちゃうんで。それが自分のテーマというか、そことお店のコンセプトが一致している。スタッフもそれがわかって残っている人たちが多い。お店の雰囲気を作っているのは自分だと思います。そこがブレてるブレてないっていうのは、スタッフがブレちゃうブレないっていうところにつながってくるんではないかと思うんですよね。もちろんスタッフありきです。ただ、お店を作っている人がそういう思いでやっている、ブレてないっていうところは大きなところなのかな。

 

-そういう部分を背中で見せるタイプですか? それとも言葉でしっかりコミュニケーションを取るタイプですか?

背中で見せているという想いは自分にはないんですけど、態度には出ていると思います。良い接客をしてなかったら言いますし。どっちもじゃないですかね。人を採用する時もそこだけなんですよ。技術は身に付けるものだから、そこがどれだけ下手でもいい。料理がまずくても、雰囲気と接客の気持ち良さだけだと思っているんで。美容師って免許持っていて髪の毛を施術するのは当たり前のことじゃないですか。髪の毛をきれいにするためにお客様は美容室に来ている。そこは当たり前のこと。

 

-スタッフへの思いも「家族」のような感じですか?

そうですね。全員地元なんでね。そこが共通点になっているところだと思います。それぞれ地元の思い出や思い入れがあって。糀谷(東京都大田区)の人たちの特徴なども捉えていて。自分なんかは生まれた時から糀谷です。そういう人情だとか特徴だとか性質だとか、そういうのがスタッフそれぞれわかっているというか。背中で見せているっていうよりかは、それぞれのスタイリストがそういう感じだと思います。

 

 

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