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vol.11 – Mue Hair&More 様

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独立したのは、美容師というお仕事をもう少ししっかり、きっちりやりたいなって思い続けていた結果

 

Mue Hair&More

代表 文野 聖恵 さん

大阪府大阪市西区新町1-22-7

TEL: 06-6586-9600

営業時間:10:00~19:00(火曜日定休)

https://hair-mue.com

 

-お店をオープンしてから1年が経ちました。オープンしたきっかけを教えて下さい。

長く勤めていた会社(美容室)で良いことも嫌なことも色々あったんですけど、最後の何年間はずっとくすぶっている自分が嫌で。変わりたいなって思いながら自分の収入だったり、立場だったりというのに執着していた気がするんです。

 

あるとき、ある人に、「物件だけ探してみたらどう?」って言われて。「そんなに『辞めたい、辞めたい』って思うんだったら、よそ行くんじゃなくて自分でやってみたら?」って。でも、お店を探さずにダラダラしていて。あるときに「ちょっとお店を探してみようかな」って思い立ってお店を探し出したら、あっという間に話が進んでしまってお店だけ先に決まっちゃったんです。辞める、辞めないという気持ちの前に。で、2ヶ月分の家賃を振り込んだときに、「もう辞めなきゃな」って思って辞めたんです(笑)。

 

きっかけはそれですね。自分自身が辞めようと思って辞めたというよりは、動き出したら全部が動いてしまってという感じ。ただ、美容師というお仕事を、もう少ししっかり、きっちりやりたいなって思い続けていた結果というところはあります。

 

-もともとおひとりでやろうとか、独立しようという気持ちはあまりなかったということですか。

なかったです。

 

-「もう少し美容師を極めよう」というのは、何かきっかけがあって思い続けていたんですか?

すごく売上も上がっていたし、お客様もたくさんいたんですけど、自分の中で達成感が全然なくて。やりきったっていう気持ちもなくて。自分が頑張ってもスタッフとの熱量の差みたいなものがものすごくあって。私だけお給料が完全歩合だったんです。やればやるほどお給料が上がる。でも、既存のお客様がいるので新規のお客様の対応はしない。ずっといるお客様を次にどうつなげるかということを考えてずっとやってきたんです。

 

そうするとお客様に対する自分の思いと、アシスタントの思いとで、温度差があったりなんかして。私にしたらもうちょっとこうして欲しい、ああして欲しいと求めることも、他のスタイリストよりはあったと思うんです。そこになかなか、時代とともに、アシスタントがついてこられなくて。昔はなんでも言えたんですけど、今は言ったらちょっとダメな時代になってきたりして。そういう自分の熱量をうまく伝えることができなかった。

 

そういう悶々とした気持ちでずっとやってきたんですが、あるときに組織的にいろいろなことがあって、「もう辞めようかな」って。でもそれがすべてではなくて。自分の中でくすぶって何年もやっている状況にいい意味でピリオドを打とうかなと思った部分はあります。

 

-そういう意味では、いいきっかけでお店が決まりましたね。ひとりでやっていくことへの怖さはなかったんですか?

めっちゃ怖かったです。不安しかなかったです。特に、20年以上働いていた八尾から離れるのは。でも、私の中では同じ商戦区域で独立するという選択肢は絶対になしだったので、出るのは出るで良かったんですけど。そうは言っても、どうなるかなという不安しかなかったです。

 

-商戦区域から出るっていうのは、筋を通すっていうことでしょうか。

そうですね。前の会社には育てて頂きましたし。

 

 

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