「美容師としての『美』：インタビュー」vol.7 - PRIDE.RISE 様 -

美容室できれいになって、そうなった瞬間をお店のサービスとして撮影できる環境があるといいなって思っているんです。

－今後こうしていきたいというビジョン・思いはありますか？

お店でこうしていこうっていうところまでには行ってないんですけど、個人的には、美容室できれいになって、そうなった瞬間をお店のサービスとして撮影できる環境があるといいなって思っているんです。きれいになった状態を「ちょっと写真撮ってもらえますか？」って言ってくるお客様って結構いるんですね。後から写真撮ってあげると、結構喜んでくれる。最近だと、インスタでも50代の方や60代の方も結構増えてきたんですよ。そういう人たちも美容室できれいにして写真撮ってそれをSNSで上げるっていうのもあるんじゃないかなって。

－お店としてインスタなどSNSの発信で気を付けていることや取り組んでいることはありますか？

インスタはちょっと始めたばかりで。僕がその撮影をお店でやりたいっていう流れで始めている段階です。美容室のインスタを見ていて、後から撮ったスタイルをただずっと並べているアカウントはすごく多いって思うんですよ。ただ、それを並べられてもお店の雰囲気とかはわからない。もっと人間味が出るような、日常的なことをもっと発信したほうがいいんじゃないかって。その辺を気をつけています。アカウントもお店のオフィシャルのアカウントじゃなくて、スタイリスト個人のインスタアカウントを運営していく方がいいのかなって思っています。

－お客様に登録してもらう具体的な取り組みはしていますか？

名刺に個人のインスタを載せているので「良かったら見てください」って言ったり、お客様のアカウントを教えてもらって「スタイルを撮ったやつをタグづけさせてもらってもいいですか？」とか、そういう感じですね。あと、実験的にカルテの連絡先を書くところにインスタIDを書く欄をつくって、教えてもらえる人には教えてもらおうって。

－コロナ対策に関してお尋ねします。気を遣ってらっしゃると思うのですが、お店の具体的な取り組みを教えてください。

まずはソーシャルディスタンスですね。1席、席を空けてます。今5席あるんですけど、これを３席でやっています。あとは常時お客様にマスクを着けてもらう。そのマスクもカラーで汚れちゃうんですよ。なので、お客様にマスクをお店から渡してるんですね。ケースもあるので、新しいマスクをお客様に着けてもらって、着けてきたマスクをケースに入れてもらって、帰りにまた汚れたマスクはこっちで処分してっていう感じでやってます。